少女受難の頃を
悼み守れば作爲
消えて縫ふ影醉へり
人恐る閨に
彫りあらむ瞳
sisyunki


思春期  エドヴァルト・ムンクEdvard Munch(1863-1944)

せうちよしゆなんのころをいたみまもれはさくゐき
えてぬふかけゑへりひとおそるねやにほりあらむめ

 ここで取り扱はれてゐる初潮をすら見ぬ前に変質者に惨殺せられる少女の例相次ぎましたが、犯人らはたとへば彼らなりにかかへる不安を社会規範の枠の中で、ましてムンクの如く芸術の中に昇華せしめる術なくてさやうの外道に走つたのでせうか。




【もっとアクセスUP】- もっとアクセスアップ(トラフィックエクスチェンジ型アクセスアップツール)
 123


FC2blog テーマ:いろは歌 - ジャンル:小説・文学

【2007/01/31 12:03】 | 字数歌美術館
トラックバック(0) |
鸚鵡もたぶらかす
女の手技ぞ見えゐぬ
醉ひ干し招く部屋に
娶れる稚兒降り
露は色よげ


courbe


女と鸚鵡 Courbet, Gustave (1819-1877)

あうむもたふらかすをんなのてわさそみえゐぬゑひ
ほしまねくへやにめとれるちこおりつゆはいろよけ

この女と鸚鵡は共謀関係か精神的相姦関係にありと見て一首。娶れる稚兒」といふがその義です。この女ゆゑに身を破滅させた男も少なからずゐさうな。

ライブドア大学人気NO1同士のコラボセミナー【次世代レボリューション】

FC2blog テーマ:いろは歌 - ジャンル:日記

【2007/01/20 15:14】 | 字数歌美術館
トラックバック(0) |
饐えた臭ひ籠る
蔵で蚤取りゐぬ
少年あはれやさし
血負ふ池揃へ待つ
長き世ゆゑ拝む目
murillo

ムリーリヨ Murillo (1617-82) 蚤を取る少年

すえたにほひこもるくらてのみとりゐぬせうねんあは
れやさしちおふいけそろへまつなかきよゆゑをかむめ

この宿無しの孤児の姿態が何やら一心に神に祈りを捧げる聖者と同質の尊厳を帯びて描かれてゐるところに魅かれて一首。作者の生立ちからする同情と博愛の念が溶け込んでかかる画幅をなせるや。

うつ病(鬱病)等メンタル系の病の方向け、療養術&障害年金受給マニュアル冊子版



【2007/01/19 13:13】 | 字数歌美術館
トラックバック(0) |
幼なら無心に蝶追ひ
春の夢描きゐぬ
そよぐ諸枝へあやす音和せど
立ち連れ見入りうごけ
蝶を追ふ画家の娘


をさならむしんにてふおひはるのゆめゑかきゐぬそ
よくもろえへあやすねわせとたちつれみいりうこけ

ゲインズバラthomas gainsborough(1727-1788)
「蝶を追ふ画家の娘」 



【2007/01/15 09:10】 | 字数歌美術館
トラックバック(0) |